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美髪ソムリエnuvola中村です
日々、サロンワークで沢山のお客様にヘアカラーをさせていただいてますが、今巷ではいいヘアカラー剤が沢山でてますよね。
nuvola でもthrow (スロウカラー)を筆頭に
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アプリエカラー、イルミナカラー、ルビオナ、ロコル、ファイバープレックスなどなどカラーのオールスターを取り揃えてお客様のご要望にお応え出来るようにしています。
そこで今回はApplie(アプリエ)を使ったリアルサロンワークスタイルをご紹介します。
Applie(アプリエカラー)とは?
ここ数年流行っている外人風カラーなどは1度ブリーチなどを使い明るくしてから色を被せる工程をふむことがほとんどでしたが、このアプリエカラーはブリーチなしでもハイ透明感をコンセプトにレベルが高い色でも色濃く発色してくれるというのがいいところです。
業界初の3剤式のカラー剤
通常のヘアカラーの場合、1剤のアルカリの染料に2剤の過酸化水素(酸化剤)を混ぜて発色させますが、このアプリエの場合は通常のカラー同様1剤のアルカリ染料、2剤の過酸化水素(酸化剤)に加え、3剤目のホーユーさんが特許をとっているpcパウダー(過炭酸ナトリウム)を混ぜることで今までのカラー剤ではありえなかった高明度なのに高彩度(明るいのに色も濃い)が実現出来るようになったのです。
pcパウダーを混ぜることで何がいいの?
pcパウダー(過炭酸ナトリウム)は混ぜることで脱色力+色が染まる力を高めてくれる効果があります。正にブースターのようなものです。
ワンピースが分からない方はすいません…
今までもブリーチ(脱染脱色剤)や脱染剤などはありましたが、これらをカラー剤に混ぜるとブリーチだったら脱色の力は上げるけど染料まで削ってしまう、脱染剤だとメラニンを削る力はあまりなく単純に染料を削ってしまうのでカラー剤に混ぜるということはあまりありませんでした。
通常のカラー剤の場合、上のレベルになると脱色力は上がるけど染料濃度が薄くなってしまうものしかありませんでしたが、アプリエカラーのpcパウダーを混ぜることで脱色力+色を入れる力も高まるので明るいけどしっかり発色させることが可能になったのです。
実際にアプリエのカラーチャートも
11Lvから上でも高彩度が表現できるイメージです。
それが寒色系(アッシュやマット)だけでなくピンク系などもあるのが幅が広がりますね。
アプリエカラーの良さを知っていただかないといけないので若干長くなりましたが、ここからはアプリエカラーを使って実際に染めたリアルサロンワークスタイルをご覧ください。
Applie (アプリエカラー)を使ったリアルサロンワークスタイル
ブリーチなしのハイ透明感アッシュ
光に当たった時の透け感や柔らかさがさすがのアプリエです。
1度カラーをしているかたならワンカラーでもかなりの柔らかさを作ることが可能です。
ブリーチなしのホワイティアッシュ
before
元々ブリーチはしていませんが、結構明るめに退色してくれてる状態です。
このベースがあればアプリエを使いブリーチなしでもハイ透明感を作ることが可能です。
ここに調合したアプリエを被せると
after
正にハイ透明感ですね。
光が当たった時の透け感がハンパないです。
続いて
柔らかさ抜群のプラチナアッシュ
before
明るく退色していますが、ブリーチはしていません、ここにお客様のご要望は
というご要望なので
レベルは低くしないけど色濃く発色するアプリエを使います。
くすみすぎない柔らかさを出すため今回はプラチナアッシュを使います。
after
アプリエを使ったミルクティーアッシュベージュ
低いレベルを使ったわけではないのに色濃く発色しています。
工程を見ましょう。
before
前回もアプリエで染めていますので退色するとメラニンも削ってくれているので透明感があるカラーがやりやすくなります。
ここにここにアプリエのPAやMBを混ぜたものを塗布すると
after
アプリエを使ったゴールドベージュ
Before
アプリエを続けているので退色すると赤みが少ない状態になってきています。
ここに11Lvのラベンダーアッシュとブラウンを混ぜたものを塗布すると
after
アプリエを使った透明感アッシュベージュ
レベルはあまり暗くならないようにしながら黄ばみをとばしていきます。
before
アプリエを続けているのでブリーチは1回もしていませんが、退色した時に赤みはあまり感じないベースになっています。
ここにアプリエのPAにViを混ぜたものを塗布すると。
after
アプリエを使ったハイトーンプラチナベージュ
before
明るく退色していますが、明るさはキープしつつ、色味だけを色濃くいれていきます。
after
最後に
ブリーチなしでもハイ透明感がうりだったアプリエに最近はアプリエミドル(11lv以下の低いレベルのカラー)やアプリエグロー(明るめの白髪染め)も仲間入りしているのでより幅が広がってきていますので是非、なりたいカラーを体感しましょう。